『孫子の兵法』の解析がおもしろい

昨日、NPO法人Peace Business Life School(PBLS)主催の、
『HITOTSU学と孫子の兵法の世界』という公開講座に出席してきました。

http://venture-plus.com/news/40230


孫子の兵法にどのくらい関心があるのかなと思いながら開場に行ってみて驚きました。
老若男女200名を超える人が参加していて、立ち見まで出ている盛況ぶりでした。


第一回目の今回は、『孫子の兵法』は第一編の「計篇」


まずは世の中の一般的な解析をした後に、
Noh Jesu氏が提唱する「5次元認識テクノロジー」を使った解析が行われ、
圧倒的なスケール感にとても感動しました。


一般的な解析でも十分に勉強になるし、
Noh Jesu氏の解析は学術的なアプローチではなく、日常生活にすぐに応用できる実学的な
アプローチなため、とても参考になりました。
(これが宗教と勘違いをされてしまうのは残念です)


大人も子供も一緒になって本質な事を学んでいる光景に、
これからの経済モデルの希望が見えました。


全7回あるようなので、興味のある方は是非参加してみてください。
次回は、3月7日(土)です。

※特定の思想や哲学を押し付けるものではありませんし、
 崇拝や信仰を求めるものでもありません。

孫子の兵法 (PBLS)

認識経済、新しい経営モデルを提唱するNoh Jesu氏による、
孫子の兵法」の講義が一般公開されます。(主催:NPO法人PBLS


現代の資本主義、製造業中心の経済モデルの破綻が明確になった今、
この先の経済成長エンジンが何になるのか、私はNoh氏と出会い、それを明確に理解する事ができました。


Noh氏は韓国人であり、日本語を正式に学んだ事が無いため、日本語を聞き取りづらい点もあるかもしれません。


また韓国人が作った組織や、韓国人の提唱するビジョンと言うと、
偏見の強い方は、拒絶反応があったり、しい、統一教会では無いかと疑う人も過去にはいました。


直接本人に出会って、講義を聴ける貴重な機会です。


戦国時代の人間同士の戦争から、企業同志の戦争へと時代が移り、
経営、組織マネージメントのバイブルとなった「孫子の兵法」を
どのようにNoh氏は解析するのか。

21世紀は、「心の時代」、「心を経営、マネジメント」していく時代です。


ご興味ある方は是非足を運んでみてください。
誰でも予約無しに参加できる一般公開講座です。


場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
(教室番号は当日、会場掲示板にてご確認下さい)
受付開始:18時20分
開始:18時40分
終了:21時30分
受講料:1,000円

教育のパラダイムの崩壊

インターネットの登場により、それまでの詰め込み式の暗記重視の教育に価値を置く考え方は、事実上崩壊しました。


知っている事は価値ではなくなり、インターネットを使いこなす子供たちは、
先生や父親以上に世界中の最新情報や専門家の知識を入手する事ができます。


また根本的な学問、教育の土台となっていた絶対的に正しいと言われている概念も崩壊しています。


最先端の量子論によって、「観察する側と観察される側の境界線」が崩壊してしまった事により、全ての思考判断の根本データが不安定になった状態となり、何を根拠に考えたら良いのかが全く見えない状態になっていると言えます。


これにより教えるべき立場である専門家や先生の側が、自分たちが教えてきた事が事実では無いという事に気が付き、子供たちや学ぶ側からの本質的な問いに答えられない状況にあると言う事です。

経済のパラダイム崩壊

絶対的安定とされていた不動産の不敗神話はとっくに幕を下ろし、
その後世界中の富が金融経済に走ったり、
石油や食物などの投機対象を求めてグローバルに高速に動き回っていました。


しかしこれらは、実体を伴わない、「お金がお金を生み出す仕組み」であり、
その実体経済と金融経済の差分がバブルとなって表出したのが、
現在の経済危機であると言えます。


アメリカの消費力に依存した製造業中心の経済モデルは崩壊し、
日本が世界に誇る企業(トヨター、ソニー、日立、東芝etc)は軒並み赤字に転落しました。


生産量を減らす必要性に迫られ、
その結果として当然雇用削減をせざる終えないと言うのが、現状です。

決して消費意欲が冷え込んだ為に発生している「一時的な不況」ではなく、
現在の経済成長モデルが崩壊していく、「長期的な不況」の初期段階と言えます。

物質的な豊かさと心の貧しさ

私たちは、今まで「○○があると幸せ」
「○○ができると感動、楽しい」と無いものを得る事によって、
幸せ、成功、感動を得てきたと言えます。


30年前と比べて私たちが所有しているもの、
使っているものの「利便性」「正確性」「速さ」「効率性」「安定性」は飛躍的に向上し、
物質的には豊かになりました。


しかしその一方で、多くの人の心は不安定になり、未来に不安を抱えています。
しかも、人間一人一人が皆不安で、生きる目的、アイデンティティが揺らいでいる上に、
価値観も大きく揺らいでいます。


そして、自分の判断に自信が持てず、
何をすれば良いのかがわからなくなっている人が増えています。


これはお金のあるない、力のある無いに関係なく、この時代の共通の危機的現象と言えます。


現代の危機は、教育、経済、政治全てのパラダイムが崩壊しているために生じており、
大きなパラダイム転換を迫られています。

相対比較の病

人間と動物の違いは、環境に合わせて生きるのが動物だとするなら、
環境に合わせるだけではなく、環境自体を変化させて生きて行く事ができるのが人間だと
言われています。


しかし、私たちを取り巻く経済環境、生活環境、仕事環境など、
様々な環境や状況が、刻々と激しく大きく変化する現代社会においては、
その変化に合わせて生きていくのが精一杯という人の割合が増え続けています。


また、環境が変わるたびに自分もそれに合わせて変わらなければならないので、
一貫性を維持する事も難しくなっています。


さらに、インターネットの普及により、
世界中の情報を瞬時に取り入れる事が出来るようになった分、
比較する相手も昔とは桁違いに大きくなっているため、
どんなに努力をしても上には上がいると言うように、自分の価値を卑小化する傾向も
強くなっています。


そうなると、どんなに頑張ってもどうせ駄目だとあきらめ、自己否定へとつながったり、
情報が多すぎる分、どんな自分になりたいのか、何をすればよいのかもわからなくなり、
無気力、無感動となって、うつや引き篭もりなどの心の病へと繋がっています。


現代は経済だけの停滞だけではなく、
アイデンティティの危機による、心の停滞も同時に起きている状態にあります。


この「心」を活性化させない限り、経済を活性化させることは不可能です。

その「心」の活性化、心の健康を実現するのが認識商品、認識経済です。

30年度赤字25兆円、黒字化のめどはまったく見えない

yahooの記事です。
消費税率上げなければ、30年度赤字25兆円 内閣府試算

内閣府は15日、消費税率を引き上げなかった場合の平成30年度の国と地方の基礎的財政収支プライマリーバランス)の試算を自民党の政調全体会議に提示した。世界経済が低迷し、歳出削減も進まない最悪のシナリオでは25兆3000億円の赤字となり、黒字化のめどはまったく見えないとしている。

最悪のシナリオでは、30年度の公債等残高は国内総生産(GDP)の2倍超に相当する1062兆5000億円にまで膨らむとしている。消費税率を上げた場合は、経済が回復し14兆3000億円の歳出削減に成功すれば、30年度に黒字化できるとしていた。

平成30年度は遠い未来ではなく9年後、2018年です。
国は解決策を提示できず、展望を示しただけです。
具体的な政策も無く、団結もできず、事態は悪化するばかりです。


製造業を中心とした産業は音を立てて崩れています。

<日立>1000億円規模の最終赤字に 半導体需要落ち込み

日立製作所の09年3月期連結決算の最終(当期)損益が、1000億円規模の赤字に陥る見通しとなった。グループの半導体大手ルネサステクノロジが2000億円規模の大幅な最終赤字に転落するためで、日立の最終赤字は3期連続となる。


スバル富士重…190億円の最終赤字に修正

富士重工業の森郁夫社長は16日東京で記者会見し、2009年3月期の連結業績を大幅に下方修正して発表した。営業利益は90億円、純利益は190億円の赤字となる。


この深刻な状態、人類史上初の不況の前に、
具体的政策抜きで、景気が回復する事を前提としたシュミレーションは気休めにもなりません。
このシュミレーションよりも深刻になることを覚悟しなくてはなりません。


この時代、自分の家庭や会社のことだけを考えて何とかしようと思っても不可能です。
実物経済、金融経済から、認識経済へのパラダイムシフトが必要です。