『孫子の兵法』の解析がおもしろい

昨日、NPO法人Peace Business Life School(PBLS)主催の、 『HITOTSU学と孫子の兵法の世界』という公開講座に出席してきました。http://venture-plus.com/news/40230 孫子の兵法にどのくらい関心があるのかなと思いながら開場に行ってみて驚きました。 老若…

孫子の兵法 (PBLS)

認識経済、新しい経営モデルを提唱するNoh Jesu氏による、 「孫子の兵法」の講義が一般公開されます。(主催:NPO法人PBLS) 現代の資本主義、製造業中心の経済モデルの破綻が明確になった今、 この先の経済成長エンジンが何になるのか、私はNoh氏と出会い、…

教育のパラダイムの崩壊

インターネットの登場により、それまでの詰め込み式の暗記重視の教育に価値を置く考え方は、事実上崩壊しました。 知っている事は価値ではなくなり、インターネットを使いこなす子供たちは、 先生や父親以上に世界中の最新情報や専門家の知識を入手する事が…

経済のパラダイム崩壊

絶対的安定とされていた不動産の不敗神話はとっくに幕を下ろし、 その後世界中の富が金融経済に走ったり、 石油や食物などの投機対象を求めてグローバルに高速に動き回っていました。 しかしこれらは、実体を伴わない、「お金がお金を生み出す仕組み」であり…

物質的な豊かさと心の貧しさ

私たちは、今まで「○○があると幸せ」 「○○ができると感動、楽しい」と無いものを得る事によって、 幸せ、成功、感動を得てきたと言えます。 30年前と比べて私たちが所有しているもの、 使っているものの「利便性」「正確性」「速さ」「効率性」「安定性」…

相対比較の病

人間と動物の違いは、環境に合わせて生きるのが動物だとするなら、 環境に合わせるだけではなく、環境自体を変化させて生きて行く事ができるのが人間だと 言われています。 しかし、私たちを取り巻く経済環境、生活環境、仕事環境など、 様々な環境や状況が…

30年度赤字25兆円、黒字化のめどはまったく見えない

yahooの記事です。 消費税率上げなければ、30年度赤字25兆円 内閣府試算 内閣府は15日、消費税率を引き上げなかった場合の平成30年度の国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の試算を自民党の政調全体会議に提示した。世界経済が低迷し…

ドルの通貨量

ドルの通貨量が膨大に増えて続けています。 それが具体的にどの位増えているのか、 それがひと目でわかるチャートを、高城剛さんのblogで見つけました。 高城剛さんのblogよると、 なんと2008年の終わり3か月で、200年分のお金を印刷している計算になるとの…

ワークシェアリング

日経ネットに、「ワークシェアリングは「働き方の革命の1つ」 舛添厚労相 」と言う記事がありました。 舛添要一厚生労働相は13日午前の閣議後の記者会見で、今春の労使交渉の焦点に浮上しているワークシェアリング(仕事の分かち合い)について「働き方の革…

パラダイムシフトが必要な理由

一握りの支配権力にコントロールされている現代の金融資本主義は、 愛のない、容赦のない競争資本主義であり、節度を忘れた欲望資本主義、消費資本主義であり、 サステナブルとは正反対の地球と人類の未来を破壊する自滅的資本主義です。 その根本の原理は、…

第七段階としての認識革命

Noh Jesu氏は、環境問題を、経済成長・雇用創出問題と繋げて同時に解決する方法として、 「認識経済」「認識産業」を提唱しています。 認識経済は、現代人の固定観念となってしまった「分離エゴ意識」「人間利己主義」を超え、 「環境は自分そのものである」…

第六段階 環境問題のもうひとつの側面

環境問題は、経済の問題、 グローバル資本主義の経済構造の本質的な問題を解決しない限りは、 絶対に根本から解決することが出来ません。 もともと環境問題は、科学技術革命の後、 産業革命以降の産業社会構造の中から生まれてきているため、 西洋の近代にお…

第六段階 「すべてがつながっているひとつ」

個人、組織、国家が罪意識で環境問題を考えるのではなく、 主体的に行動できるようになるためには、 人間が、地球がどれほど素晴らしい存在なのか、 宇宙自然環境すべてとつながった自己イメージを、 いまここで明確に感じられるようになる事が必要です。 そ…

第六段階 環境問題を考える前に重要な事

環境問題を考える際の大前提として、 人間や地球、生命に対してどのような価値観を抱いているのかが、 本質的に何より大切なのではないでしょうか? 「人類が生み出した罪だから自業自得」 「どうせ解決しない問題」 「すでに手遅れだ」 と真摯に向き合う事…

第六段階 環境問題の現状と取組み

地球が長い歳月をかけて作り出した、化学燃料を始めとする様々な有限資源を、 人間は自らの所有物として利用してきました。 自然環境の破壊を通して得たものを、人間の知恵と技術を活用して加工し、 人間がより便利に、より快適に生きるための商品を作り、人…

第六段階 環境革命

西洋の近代物質科学文明が、全地球規模で、 人間の外的空間を無制限に開発開拓し続けてきた結果、 人類の生活環境、生命環境は、危機的な状況に追い込まれています。 地球の生命体の中でゆるぎない地位を築き上げたように見える人類は、 自らを生み育ててく…

第五段階 科学技術革命から学ぶ人類の方向性

戦争が二度と起きないようにするにはどうしたら良いのか? そのためには、科学技術革命の恩恵をさらに活かし、 同時に科学万能主義的な思考方式が持つ根本問題を大きく軌道修正するために、 ニュートン・デカルト以来の合理的、機械的世界観の固定概念破壊が…

第五段階 科学技術革命後の戦争

科学革命が起きた後の戦争は、それ以前の人類の戦争の歴史とは大きく異なります。 科学技術の飛躍的な発達が戦争技術へと転化したため、 戦争の形態もそれまでにない姿になっていきます。 戦争は自分たちの生命がかかっているまさに「命がけ」の真剣勝負です…

第五段階 自然の力と機械の力を操る知恵の獲得

科学技術革命は、宇宙自然の存在や力の法則、仕組みを明確に人間の理性で理解していき、その結果、隠された自然の力を発見して、それを人間の意志で利用、活用するという、それまでの地球の歴史上にはなかった重大なターニングポイントを引き起こしました。 …

 第五段階 科学技術革命

「科学技術革命」が、他の革命と異なる大きな特徴として、17世紀に、西欧世界のみで生まれたと言う事があげられます。 人類歴史上のこれまでの四つの革命はどれも、空間的には複数地域でほぼ同時期に発生していますが、科学技術革命だけは、地球上で西欧と言…

第四段階 精神革命の到達レベルの限界

精神革命の段階で生まれたそれぞれの思想、哲学には、長所と短所があります。 柔軟性を失って思考体系、思考回路が固定化されたものは、 宗教に似たイデオロギーとなって、他者の観点を拒絶するようになるため、 観点の違いによる見えない思想戦争が生じてい…

第四段階 精神革命における思想、哲学の発達

宗教宗派の長い対立が続く時代を経て、 暗黒時代と呼ばれる中世のキリスト教会に代表される、 支配権力の道具となってしまった宗教に対する反発が起きはじめます。 固定化された思考パターンへの抑圧、圧縮された精神の苦しみやが臨界点に達し、 アンチテー…

第四段階 精神革命における宗教の意味

人間の生死の意味や価値を追求し、 死後の世界までもイメージ化させながら、 人間の本質的平和や幸福を説く宗教。 この宗教は、第四段階の歴史的変化、「精神革命」において、 原始的な埋葬のレベルに始まり、高度に飛躍していきました。 宗教のプラスの側面…

全てを悟り知る教育

現代は、物、食料に溢れています。社会的なセーフティーネットも構築されていますから、 食べ物がなくて、飢えて死ぬ事はありません。 現代の問題は、 希望を持てない事から、生きる意味や価値を失い、 ビジョンを持てない虚無感、本音で人と繋がれないため…

第四段階 精神革命

第三段階の都市革命によって、人間は動物的な生存空間の次元から大きく飛躍し、 知恵を持った人類ならではの生活空間をより高度化させました。 そして生活空間がある程度豊かで余裕があるものになった後、 人類が開発した新たな世界、それが第四の革命「精神…

「人間にしか出来ない仕事」が必要

企業は、競争力を高めるため、利益効率を高めるために、 作業の効率化、生産性の向上を追求します。これは企業の宿命です。 科学技術の高度な発達に伴い、人間がしていた仕事は、 どんどん自動化、機械化、デジタル化することで、効率化していきます。特に製…

「宗教」として決め付けたくなる心理

10年前にインターネットの可能性に出会った時、 怪しいな〜、オタクだね、宗教じゃないの?と心配されました。 それが今では、インターネットを知らない、出来ない、わからないのは、 「非常識」となりました。 『Noh Jesuと認識革命 その2』 新しい試み…

ゲイリーハメル氏の言葉

世界的な経営コンサルタントであり、 各国でベスト・セラーにとなった『Leading the Revolution』『経営の未来』の著者、ゲイリー・ハメル氏の言葉が印象的だったので、ご紹介します。 http://diamond.jp/series/bizthinker/10030/?page=4 れわれは今や、新…

幸せと富を結びつけた時代の終わり

幸せと富を結びつけて、人の豊さを数値化してきた20世紀。 その価値観が、21世紀に入って崩壊したのではないでしょうか? もうみんな、必要なものは持っています。富んでいるはずです。それなのに、 今社会には鬱や引きこもり、自殺、環境問題、貧富の二…

税金投入で景気回復は無理

景気対策のために、政府はひたすら資金をマーケットに注入しようとしています。国民のお金です。 一般歳出に地方交付税や国の借金の元利払いに充てる国債費を加えた一般会計の総額は過去最大の90兆円規模に達する見通しだ。 現在の不況は構造的な不況です。 …