第六段階 環境問題を考える前に重要な事

環境問題を考える際の大前提として、
人間や地球、生命に対してどのような価値観を抱いているのかが、
本質的に何より大切なのではないでしょうか?


「人類が生み出した罪だから自業自得」
「どうせ解決しない問題」
「すでに手遅れだ」
と真摯に向き合う事をあきらめ、
無責任に受動的に捉えるだけのニヒリズムの観方もあります。


これは一部の人だけですが、
気をつけなくてはならないのは、
人間の尊厳性に対する誇りや誇り、人間の可能性に対する信頼と希望、
人間の生命性に対する感謝と感動が自分の内側から、自然と湧き上がってくる心がなくては、
「〜しなければならない」「〜でなければならない」と言った、
罪意識をベースにした考え、行動、他者への押し付けとなってしまい、
すぐに体も心も疲れて、不健全で、不健康な精神状態になってしまう可能性が高くなります。


そのような個人と組織が「地球に優しく」と言っても、
モチベーションが続かず、団結力に溢れた持続的な行動は長続きしまん。